モテるのに結婚率が低い?看護師の恋愛の実態

看護師といえば男性からモテるイメージがありますが、実際はどうなのでしょう?
その背景として、「看護師」=「優しい、尽くしてくれる」というイメージが定着していることが関係しているようです。
そのため、男性は看護師と結婚したら自分に愛を尽くしてくれると思いやすい傾向にあります。そういったイメージも持って接されることが多いことで、看護師側が恋愛で苦労するケースも少なくないようです。

そんなモテる職業である看護師ですが、現状の調査では、結婚率が低いという結果が出ています。一体どうして結婚率は低いのでしょうか?

1つ目の理由として、女性ばかりの職場であることが関係しています。
近年は男性の看護師も増えてきていますが、それでも未だ女性は9割以上を占めており、圧倒的に女性が多い現場になっています。

2つ目の理由として、夜勤があり生活が不規則になり、疲労で婚活する体力が残っていないという現状が挙げられます。
急患などで残業をすることも多く、仕事の終業時間が読めずに、恋愛どころではないという実態があります。

そして、3つ目の理由として、経済的に自立できる給料を得ていることも挙げられます。
厚生労働省が発表した平成30年賃金構造基本統計調査から分析すると、女性の全職種平均年収が約380万円前後となるのに対し、看護師の年収は約480万円で、おおよそ100万円の差があることがわかります。
このように、看護師は経済的に自立できる職業であるため、焦って結婚するより、自分のやりたいことをするのに価値を見出している人が多いという実情もあるのです。